闇を魅せるべす式変態論理

ブログ名がとても恥ずかしいです。

ひつまぶし

なんか書きたくなった。

国語の成績3しかとった記憶無いので内容はお察し下さい。

ポケモンの知識が必要になるかもしれません

 

・主人公(べす)♂

(21)引きこもりの大学生

ポケモン廃人で、ゲーム機を壊してしまい異世界へ転生。その際、何故かクルマユになり、少女(らいむ)の冒険について行くことになる。

 

・少女(らいむ)

活発な女の子。ポケモントレーナーだが初心者。主人公の的確なアドバイスからパートナーとして共に旅に出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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目が覚めると自分の部屋ではない空間にいた。辺り1面代わり映えのない景色で、思わずアニメで出てきそうな電子領域に迷い込んでしまったような気がした。 あまりにも現実的ではないため夢だと思ったが、その割には思考がクリアであり感覚がリアルに感じているのが夢の一言では片付けられそうに無いと感じた。

 

「おっ○い!!!」「おま○こ〜」

「拘束レイp!!」

「まるで将棋だな…」

 

 

…特に変化はない。散々下ネタ等を口走ってみたがやはり近くには誰もいないみたいだ。返事がない、ただならぬ空間のようだ…と、アホな事を考えながら自分の記憶を思い起こしてみた。

 

 

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真夏の昼下がり、俺はポケットモンスター(通称ポケモン)という対戦ゲームをやっていたのは覚えている。その対戦の最中に有り得ないような確率の負け方をしてしまい怒りに身を任せてゲーム機に八つ当たりで頭突きをしてしまい、壊してしまった。  そこまでは覚えているがその後の記憶がきれいさっぱり無くなっているかのように覚えていない。いつ寝たのか、晩御飯に何を食べたのか等、思い出そうとしても全く思い出せない。

「うーん、振り返ってみてもポケモンをしてた事くらいしか身に覚えがない…もしかして既に死んでたりしてな〜w」

とふざけ半分で考えながら再び目を開けると景色が一変していた。いや、「セカイ」が切り替わっていた。

 

だだっ広い草原のような場所に投げ出されていたかのように座り込んでいた。

「なっ…どうなってんだこりゃあ!?」

思わず素っ頓狂な声を出していたがすぐに別の「音」で思考がそちらへ向かった。

「誰かがいる…のか?」

好奇心と恐怖心が体内を駆け巡りながらも「音」のなる方へ進んでいった。

 

 

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「っ…!?」

驚きで声にならない悲鳴をあげていた。

「音」が聞こえる方へ向かったのはいいがそこで見た光景が信じられなかった…

 

確かに人がいた。少女だ。それはまあいい。しかしその少女は「ポケモンバトル」をしていた。

勿論ポケモンというものは元々ゲームの中で出てくるキャラクターであり、「現実には存在し得ない」筈である。幻覚や幻聴の類や夢でない限り、「ありえない」のだ。